このブログは、40代ダラ主婦が-15kgを目標に公開処刑でダイエットに挑むブログです
START⇒2024.6.1 身長150cm/体重59.2kg/体脂肪率34.1%
今日は昨日のブログの続きです。
【平均点】を求めて息子を苦しめてしまった反省から、ブログに書いてみました。
リアルでは「うちの子勉強できるから苦労して…」なんて友達にも相談できず、私も息子も苦しかったので、もし誰かの参考になればいいなぁ。
と思って書いています。
大事なのは平均点よりもずば抜けた長所
10/21の美筋ヨガレディオ「#408 大事なのは平均点よりも、ずば抜けた長所💡」を聞いて思った事を書いています。
小学校入学
「小学校に行ったらたくさん勉強教えてもらえる!」
と、期待に胸を膨らませて入学した息子。
しかし、入学してすぐに大きな壁にぶつかります。
4月下旬ころ、
「○○君、学校楽しくない。授業中発表したら「○○君はだまっていて」「○○君は習っていない事までしゃべりすぎるから先生の質問にだけ答えてね」って言われる。僕しか手をあげてないのに先生にあててもらえない」
先生がそんなこと言う?と思ったんだけど、ちょうどそのころ家庭訪問があったから先生に聞いてみました。
すると、
「○○君は算数で足し算の話をしているのに「かけ算使ったらもっと早くできるよ」とか、「植物が成長するにはお日様の光と水が必要だよ」って話をしているのに、「植物それぞれに適した気温も必要です。」とか、光合成について説明し始めちゃうのでまわりの子が混乱してしまって困ってます」
と言われてしまい…。先生も授業の段取りがあるし仕方がないこととはいえ、知っている事を発表できない、手を挙げても当ててもらえないのは6歳の息子にはつらかったと思う。
さらに繰り上がりのない足し算の説明が何時間も続くゆっくりペースの授業に耐えられず教室を脱走。そして怒られる。
私もどうしてあげたらいいのかわからなくて、
「授業中はがんばって椅子に座っておこうね。みんながわかるようになったら次に進むから、それまで待っていてあげてね。だんだん難しいことも習うからおもしろくなるはずだよ」
とアドバイスしたけどこれでいいのか…。と、私もモヤモヤしていました。
3年生に姉がいるのですが、小学校の方針で「習っていない漢字を書くと怒られる」というルールがあって、子供たちは忠実に守っています。
うちの子たちが行った幼稚園では卒園までに全員自分の名前は漢字で書けるようになっているんですが、小学校では自分の名前ですら習った漢字しか使ってはいけないので平仮名と漢字ごちゃまぜの変な名前の書き方になっています。
私はこんな「習ってない事をしたら悪」みたいな現状を「小学校の方針だから仕方ない」と思っていたんですよね。
結局、「知っている事」を無になって聞いているふりをする授業に耐えられず、息子はほとんどの授業で折り紙折ったり本を読んだりする毎日。
やんちゃな子が多くて、授業中もトラブルが絶えないクラスだったので先生も黙って内職する息子(他害なし)を気にかけることがなくなっていったようです。
今思えば、このころ私がもっと真剣に学校と話し合っていれば息子が学校生活を楽しめるようになったのかもしれないと息子に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
私の視野が狭いがために「みんなと同じように授業を受けられない息子が悪い」と思っているところもあったんですよね。
ちょうどこのころ3年生のお姉ちゃんが「分数」が分からずに、私がりんごを書いたりパウンドケーキを書いて説明していたのを横目で見ていた息子。
「あっ!そっか。○○君、分数わかったよ。1/2と2/4は同じ大きさだね。じゃあ、1/3と2/6は同じだから、1/3+1/6は2/6+1/6にして3/6になって3/6は1/2と同じ大きさだから答えは1/2なんだねぇ」
1/2が2つ集まったら1だよー。1/2と1/3は1/3のほうが小さいんだよ。が分からない姉の横で、教えていないのにさらーっと通分、約分の概念を理解。
これは、小1の授業退屈すぎるよねぇ…。
先生も息子も悪くないだけに、どうしてあげることもできずに見ているこっちもつらかったです。
荒れまくった小3
学校つまんないと言いながらも、大好きなお姉ちゃんや登校班のお兄ちゃんとの登校時間は楽しかったのでなんとか通って3年生になった息子。
このころになると知恵がついてきたのか、「宿題はやって学校で出してきた」とか「今日は宿題なしだから」とうそをついて宿題をしなくなる。
先生から「○○君、まったく宿題していません。お家でしっかりやらせてください」と電話がかかってきました。
やっぱりね。息子を問い詰めたら、「簡単すぎてやる意味ない」「あんなのやらなくても勉強わかってるし」と。
「簡単でもやらなきゃだめだよ」と説得するも、本人の意思は固く。そもそも、学校に全部置いてきてるからやらせようもない。
ブチ切れしながら泣く息子を引きずって学校に取りに行ったりもしたけど、やらせようとすればするほどかたくなにやらず。
持って帰ってきた算数ドリルとノートを持って家を飛び出して近くの川に投げ捨てる始末。
泣きたいのはこっちだよ…。
「宿題わかんないー」ってめそめそしながらやっているお姉ちゃんなんてかわいいもんです。
さらに、学校では毎日のようにケンカして殴られて脳外科行ったり整形外科行ったり、呼び出しもっしょっちゅう。
ケンカの内容はちょっとした事から口達者な息子が他の子を論破してしまって、言い返せなくなった相手が我慢できなくなって手が出る足が出る…。(息子は一切やり返さなかったのが不幸中の幸いでした)
結局息子の言ってることが正論なことが多く、「俺は悪くない!」の一点張り。
もうね、先生も私も「他人の事に口出しせず黙ってろ」ってなるよね。
こんな事から本来、明るくよくしゃべる息子は学校ではどんどん無気力な状態に。
この頃、息子の救いは放課後のサッカー教室と友達とゲームする時間でした。
学校は行きたくなかったけど、仮病で学校休んだらサッカーも行かれないと思ってたようでなんとか学校に行ってました。
小6 N先生との出会い
小6になった息子。担任のN先生との出会いが転機になります。
N先生は県内の有名私立小学校から転任してきた30代前半の男の先生。
休み時間はサッカーの話やゲームの話でキャッキャしている息子が授業中はあてられても暗い顔でボソッと「わかりません」しか言わず、宿題もしてこないのがとっても気になったようで。
昼休みに息子を呼んで、よく話を聞いてみたら
「僕が話すと先生に嫌われるから授業中は何も言いたくない。本当は分かってるけど発言はしたくない。宿題は簡単すぎるからやる意味がない」
と泣きながら言ったようで。そこでN先生は、
「先生があてたときは好きなようにしゃべっていいから大丈夫だ。先生は君のことを嫌いにならないし、知っている事はどんどん教えてね。宿題は簡単すぎるならやらなくてもいいけど、お母さんと相談して君にあった勉強をして先生に持ってきてね」
と。帰ってきてすぐに目をキラキラさせて「お母さん!N先生に好きな宿題やっていいって言われたからドリル買いにつれて行って!」と、嬉しそうな息子。
買いに行こうとしたらちょうど先生から電話があって、
「今までかわいそうな思いさせましたね。授業では最後に○○君が解ける問題を用意しようと思っています。宿題は小学生用のドリルじゃなくてもいいし、中受用のワークでもなんでもいいですよ。本人が満足できるレベルの勉強を好きなようにやらせてあげてください」
やっと息子の事を理解してくれる先生がいる!と私も泣きました。
(していないけど)「先取りの勉強は絶対にやらせないでください」って今までの先生に言われていたから何にもやらせていなかった息子のワークを選びに一緒に本屋さんに行きました。
こんな感じのドリルやらせていました
N先生は1日のどこかの授業の最後に5分くらい時間をとって難しい問題を出して息子が発表する時間を作ってくれました。
息子が話し足りない時は休み時間も話を聞いてくれたり、時には職員室に連れて行って他の先生方の前でも発表させてくれたそうです。
授業中もわからない子に教える役割を与えてくれたりして、息子は本来の明るさを取りもどしていきました。
息子の興味がありそうな本もたくさん貸してくれました。
この頃から、友達とのトラブルもすっかりなくなりました。学校に居場所がなく、言いたいことを言えないストレスが息子を攻撃的にしていたんだと思います。
息子の存在を認め、輝ける場所を作ってくれたN先生は感謝の気持ちでいっぱいです。
息子は今でもたま連絡を取って会いに行くくらいN先生の事が大好きで尊敬しています。
長くなったので中学生編は次に続きます。
今日のデータ
体重 体脂肪率 | 今日 | 前日比 | 開始日から |
---|---|---|---|
体重 Start→59.2kg | 54.8kg | -0.7kg | -4.4kg |
体脂肪率 Start→34.1% | 34.4% | +0.2% | +0.3% |
今日の運動
美筋ヨガオンラインサロン
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